京調BLOG

「ミレニアル世代から見る調理業界の魅力」本校の田中幹人副理事長がモデレーターに(調理技術教育学会学術大会)

第4回を迎えます調理技術教育学会学術大会は、

「食文化×新たな社会Society5.0×調理師養成~IoTやAIで変わる食と教育の未来~」をテーマに、

2023年8月9日(水)・10日(木)の2日間にわたり、大和学園太秦キャンパス、京都調理師専門学校にて開催!

京都大会は、対面とオンラインのハイブリッド形式での開催となりました。

今大会では、基調講演として京料理 木乃婦 主人の高橋拓児氏(食農科学博士)をお迎えし、

京料理の登録無形文化財の取り組みから伝統と革新の上に食文化を継承する意義についてご講演頂きました。

 

パネルディスカッションでは、本校の田中幹人副理事長がモデレーターとなり、

「ミレニアル世代から見る調理業界の魅力」をテーマに、

斯界で活躍する3人の気鋭のパネリスト(宮下拓己氏【LURRA° 代表】、矢島里佳氏【株式会社和える 代表取締役】、村田知晴氏【株式会社菊の井 専務取締役】)をお迎えし、先端技術、Society5.0、SDGs、リスキル/リカレント等について、

それぞれの立場から大いにダイアログが展開されました。

パネルディスカッション
「ミレニアル世代から見る調理業界の魅力」

パネリスト:
宮下拓己(LURRA°代表)

矢島里佳(株式会社和える代表取締役)

村田知晴(株式会社菊の井専務取締役)

モデレーター:
田中幹人(京都調理師専門学校校長)

 

ミレニアル世代から見る調理業界の魅力

■モデレーター 田中幹人(たなかみきと)学校法人大和学園 京都調理師専門学校 副理事長による企画主旨

新型コロナウイルスの感染法上の位置づけが2類から5類に移行し、街にはようやく賑わいや通常の生活が戻りはじめ

飲食をはじめ観光需要の高まりを実感する明るい兆しが見えてきた。

しかしながら、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受け、エネルギーや食関連の価格高騰など

世界を取り巻く情勢も不安定な状況が続いており、調理師養成施設入学者の推移は減少傾向( 2022年度公益社団法人全国調理師養成施設協会「調理師養成施設入学者・留学生実態調査」より)にある。同養成施設をはじめ業界関係者は、先行きに不安を抱えていることと思う。

一方で、政府による水際対策緩和や全国旅行支援により人々の行動が活発化したことなどから、

この3年間元気のなかった関連業界も、着実に回復に向かっている。今後は、調理師への人材需要は確実に見込まれていくはずである。

このような中、2022年11月(7日)京料理が登録無形文化財に登録され、

本年度の調理技術教育学会開催都市である京都には、去る3月27日に文化庁の京都移転が実現、

国策として文化観光と食文化振興の機能強化が進められ、さらに2025年には大阪・関西万博の開催も控えている。

京都経済においても地域や観光産業を活性化させるうえで調理業界への期待と役割はますます高まっていると言える。

今回の調理技術教育学会では、それぞれの事業を軸として京都に拠点を置きつつ、

国内外に食の魅力や食文化をはじめ多様な挑戦をし続けている”ミレニアル世代”のパネリストの皆さまと共に、

様々な議論を通じて調理業界の魅力や調理師の未来を明るく、前向きに考える時間としたい。

モデレーター田中幹人副理事長による進行

モデレーター田中幹人副理事長による進行

 

 

モデレーター田中幹人副理事長

モデレーター田中幹人副理事長

 

「ミレニアル世代から見る調理業界の魅力」

「ミレニアル世代から見る調理業界の魅力」

 

登壇者紹介

宮下 拓己 Takumi Miyashita

LURRA° 代表

1991年生まれ、東京都出身。食が唯一「五感が使えるアート」だと感じ、高校卒業後辻調理師専門学校、その後上級のフランス校へ。その後ミシェル・ブラスで研修。
帰国後、大阪の三ツ星レストランに。そこでサービスを経験し食の背景を伝える大切さを知る。東京のレストランでソムリエの資格を取り、オーストラリアへ。ソムリエの知識を深め、ニュージーランドのClooneyのヘッドソムリエに。2019年【LURRA°】をオープン。

矢島 里佳 Rika Yajima

株式会社和える 代表取締役

慶應義塾大学法学部卒業、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。大学4年時の2011年、「日本の伝統を次世代につなぎたい」という想いで創業。幼少期から職人の手仕事に触れられる環境を創出すべく、”0歳からの伝統ブランドaeru”を立ち上げ、展開。
ホテルの一室を職人と共に設えた、伝統を泊まって体感できる”aeru room”等、日本の伝統や先人の智慧を、暮らしの中で活かしながら次世代につなぐために様々な事業を創造。

村田 知晴 Tomoharu Murata

株式会社菊の井 専務取締役

1981年群馬県生まれ。株式会社菊の井 専務取締役。大学卒業後、商社勤務を経て株式会社菊の井入社。三代目主人である村田吉弘に師事。
現在は厨房内外の日々の業務と並行し、龍谷大学大学院 農学研究科 博士課程に在籍。食嗜好についての研究も行う。NPO法人日本料理アカデミー、一般社団法人全日本食学会所属。

モデレーター

田中 幹人 Mikito Tanaka

学校法人大和学園副理事長

学校法人大和学園副理事長。大学卒業後、大手IT企業勤務を経て大和学園入職。現在は調理・製菓・観光分野の専門学校校長を務める傍ら、VRやAIを活用した新規事業や地域活性化など産学連携事業を推進。
京都大学経営管理大学院修士課程(M.B.A)修了。一般社団法人京都食文化協会監事、一般社団法人京都府専修学校各種学校協会留学生支援プロジェクト事業推進委員長等、学外のプロジェクトにも多数従事。

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