学生レストラン最後の実習~和食・日本料理上級科“味鶴”~
2018年1月21日
和食・日本料理上級科 学生レストラン“味鶴”
2年次の4月から運営してきた学生レストラン
始めは先生に教わった料理を提供してきましたが、秋からは学生が自ら考えたメニューが提供されています。
仕入れも自分たちで考えて発注してるんですよ
この日は自主献立最後の日。
思いを込めてつくりました。
厨房の中をご紹介
魚を捌きやすいように作られた浅いシンク“舟形シンク”でドンドン捌いて行きます。
こんなに大きい鰤(ブリ)ももちろん捌きます
こちらの左の学生はお寿司屋さんの跡取りだそうで・・・
箱寿司を詰める時はクラスメイトに「先生ご飯の量はどうですか?」などとたくさんアドバイスを求められていましたよ
ちなみに4月には弟がフランス料理上級科に入学してくるんだそうです
なんでフランス料理上級科?と思ったら
「和食はある程度僕が教えられると思うので、弟にはフレンチのソースなどを学んでもらって
将来二人でお店を継ぐときに役にたてたい」
と言っていました
頼もしい兄弟ですね
将来が楽しみです
こうしてできあがったメニューがこちら
【先付】松風 黒豆松葉刺し 菜の花のお浸し 栗甘露煮
【小鉢】蟹砧巻(カニきぬたまき) マンゴー黄身酢
【焼物】鰤(ブリ)オレンジ幽庵(ゆうあん)焼き 小巻玉子
【蒸し物】茶碗蒸し 茸餡掛け
【御飯】箱寿司
【汁物】赤出汁 手毬麩 軸三つ葉
【水物】林檎のコンポート バニラアイス スノーボール
とっても美味しそうですね
カウンターではお客様の目の前で箱寿司を作り、提供させていただきました
こちらはいつも京調と京都製菓を掃除してくださっているかたです。
いつものお礼を込めてレストランに招待させていただきました
「掃除をしているといつも話し掛けてくれるんですよ。
こんな美味しいものを作れるなんて凄いですね~。
招待してもらえるなんて嬉しいです
」
ととても喜んでくださっていました
学生も少し照れながらの接客でした
そしてもう一方・・・
ミシュラン3つ星の料亭のご主人にも召し上がっていただき、最後に激励と4月からの心得などを話していただきました
貴重な経験になりましたね
さぁ次は2年間の集大成【正餐会(せいさんかい)】です。
2年間支えてくださった保護者の方のために頑張りましょう
