学生献立メニューグランプリとは京都商工会議所と京都調理師専門学校の連携授業の一つです。大和学園京都調理師専門学校、京都製菓製パン技術専門学校の学生約800名が通う太秦キャンパスにおいて、フランス料理を専攻する学生を対象に、テーマを元に新しいレシピを考案してもらい、その料理を食品・名産部会の幹部を務める有名料理店や食品関係企業の代表の方々や、一流ホテル ホテルグランヴィア京都の料理長に審査をしていただきます。そして、最終選考に残った学生には、実際に食品・名産部会「食のつどい」の約300名のお客様に自身で考案した料理を振る舞うことができます。学校で修得した技術や自分のアイデアを発揮できる、またチャレンジできるグランプリです!
【料理試作条件】
・形態はフランス料理フルコースの「前菜」とする。
・地産地消、京都ならではの食材(加工食品でも可)を取り入れる。
・3月から5月に提供可能な食材を使用する。
・原価は1名分300円以下とする。
・誰もが抵抗を感じない食材を使用する。
・提供人数300人に対して、調理オペレーションが可能なものとする。
学生として料理を作るのではなく、実際にホテルの料理長になったと想定した条件のもとに料理を試作します。
『テーマ』と『料理試作条件』を考えながら料理を作ることは難しいですが、学生はたくさん悩み、色んなアイデアを出し、料理を楽しみながら試作していました。
そして学校内で事前審査を行い、その結果3名が『学生献立メニューグランプリ』の最終選考に残りました。
こちらが選考に勝ち残った3名の学生です!
少し緊張していますが、3名とも料理人の顔になっています。
学生献立メニューグランプリでは京都商工会議所 食品・名産部会の幹部を務める有名料理店や食品関係企業の代表の方々や、一流ホテル ホテルグランヴィア京都の料理長に審査を行っていただきました。
学生一人ひとりが料理を提供し、どのようにして料理を考案したのか、その背景などを審査員の方にプレゼンテーションしました。
1人目フランス料理上級科 Mさんの料理
2人目フランス料理上級科 Hさんの料理
3人目フランス料理上級科 Sさんの料理
そして3名の料理の中から選ばれたのは・・
です。
Hさんおめでとうございます!
料理の味や見た目、オリジナリティ、テーマの理解度、プレゼンテーションの総合的な点数で評価されました。
ただ3名とも僅差で、誰が選ばれてもおかしくありませんでした。
最後に各審査員の方々に、料理のアドバイスや今後の成長に期待込めたコメントをいただきました。
フランス料理を真剣に学びたい、仲間と競い合いながら様々なことにチャレンジしたい、もっと料理を楽しみたいという方はぜひ京都調理師専門学校へ一度お越し下さい!一緒に夢や目標に向かってチャレンジしていきましょう!