京調BLOG

調理師の免許を取ったら、何したい?

調理師の免許について考えてみよう

調理師免許の取得を目標に京都調理師専門学校の調理師科で勉強を始めた、いち香です。今日は、私が調理師免許を取得したい理由や、調理師ってどんな仕事なのかをお伝えします!京都調理師専門学校でしっかり経験を積んで、調理師免許を取得できたらやってみたいことも紹介するので、調理の世界で働くことを考えている方の参考になればと思います。

調理師の免許を取りたい19歳

ここでは、私の自己紹介を書いてみたいと思います。インターネットに自分のことを書くなんて少し緊張しますが、入学前の方にとって参考になればと思っているので、よかったら読んでください。

私が京都調理師専門学校に入学したのは、調理師の免許を取りたいと思ったからです。私は、現在19歳ですが、勉強ができる人が集まる進学校出身というわけではありません。むしろ、勉強が苦手だったので、進学校に入っていたらついていけなかったと思います。

そんな私が調理師の免許を取得したいと思ったのは、食べることや、食べる人の笑顔を見ることが好きだからです。母は、高校に通う私のために、いつもおいしい料理を作ってくれました。元気がないときでも、母の手料理を食べればすぐに元気になれたので、食べることが好きになりました。もし、母が料理上手でなければ、調理に興味を持つことはなかったでしょう。

そして私は、高校に入ってからファミレスでアルバイトを始めました。ホール担当、つまり接客業だったので、自然とお客さんがおいしそうに食べる姿が目に入りました。そんなシーンを何度も見ていると、いつか私も人に喜ばれる料理を作ってみたいと感じるようになりました。

そんなとき、京都調理師専門学校のオープンキャンパスがあったので、「面白そうだな」と、なんとなく参加してみると自分にぴったりだとわかりました!本場京都で食について学べる、家からも近い、そして調理師免許が取れる、だから「ここしかない!」と思ったんです。

調理師免許、持ってるとなにができる?

調理師っていうと、どんな人をイメージしますか?突然、どんな人っていわれても難しいですよね。

ちなみに、国家資格である「調理師免許」を取得していないと、調理師と名乗ることはできません。だから、「人のために料理を作る仕事」というだけでは、調理師と名乗ることはできないんです。

調理師免許を取得して、病院や福祉施設、給食センター、ホテルなどで、一度にたくさんの料理を作る人が、私にとっての調理師のイメージです。シェフや板前、料理人として、食品の衛生面や扱い方に関する専門知識を使いながら、安全に配慮されたおいしい料理を作ります。それが、調理師の仕事です。

正直なところ、調理師免許がなくても、「調理をする」という仕事はできます。でも、調理師免許があるのとないのとでは、待遇に大きな差が出るのもホント。極力、高待遇で働きたいと思うなら、取得しておいた方が良い資格なんですよ。

調理師免許の取得は、難しい?

料理界で働くにあたって、必ずしも調理師免許が必要というわけではありませんが、就職時に有利になることは間違いありません。しかし、調理師免許の取得は、難しいものなのでしょうか?勉強が苦手な方は、自分だけ合格できなかったらどうしようと不安な思いを抱えているでしょう。

私も勉強が苦手なので、その気持ちがよくわかります。試しに、調理師試験の平均的な合格率を平成28年度の“厚生労働省健康局健康課栄養指導室”の資料で調べてみました。おおよその合格率ですが、60%~65%でした。

想像していたよりも、合格率が高いと思われたのではないでしょうか。数ヶ月も勉強すれば、合格するといわれているので、それほど心配する必要は無いのかもしれません。なお、調理師養成施設(京都調理師専門学校のような施設)へ入学し、必要なカリキュラムを履修すれば、卒業と同時に調理師免許を取得できます。

そのため、調理師免許の取得に不安がある場合は、調理師の養成施設へ入学することが、資格取得への近道と言えそうです。

調理師免許の取得は、無駄にならない

インターネットの掲示板を見ていると、「調理師免許は、その気になれば独学で取得できる!」という意見を見かけることがあると思います。わざわざ、時間やお金をかけて調理師養成施設へ通う必要はないという考え方をもった方もいるでしょう。

しかし、調理師養成施設へ通い、卒業と同時に調理師免許を取得する道を選択すれば、試験を受けるストレスを長期間抱えることがありません。そして、2年以上の調理の実務経験を積まなくても調理師免許を取得できるため、最短距離で国家資格を取得できるのです。

独学で調理師を目指す人よりも早く「私は、調理師です!」と名乗れるのですから、非常に魅力的に感じませんか?調理師養成施設は、就職先の斡旋もやっているケースが多く、自分の希望の職場が見つけやすいので、学校で学んだことをすぐに仕事へとつなげることもできます。

調理師養成施設では他にも、料理界で知名度のある先生方から直接、料理に関する技術を指導して頂けるので、専門的なスキルを習得しやすいと思います。私は、調理師免許の取得もさることながら、優れた先生方に指導して頂けることが非常に良い経験であると考えています。今まで知らなかった技術や講師の先生特有の技術をそのまま余すことなく勉強できるので、時間やお金を無駄にしないためにも、たくさんのことを学びたいと思います。

調理師免許を取ったらやりたいこと

京都調理師専門学校には調理師免許を取得したくて入学したんですけど、将来どんなことをやるのかは、まだ具体的に決まっていません。私的には、ホテルやオシャレなカフェで料理人として働きたいなと、なんとなく考えています。

でも、京都調理師専門学校に入学するにあたって、夢が絶対になければいけないということは、まったくないです。私みたいに、調理師免許を取得することが一番近くの目標という人も、たくさんいます。だから、今具体的な夢がなくても、全然焦る必要はないと思いますよ。

京都調理師専門学校に入学したら、友達や講師が親身になって相談にのってくれるので、自分のペースでゆっくり考えればいいと思います。私も、まだまだ半人前なので人が喜ぶ料理を作るためにも、日々勉強中です!

お役立ち知識 調理師科(1年制)

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