調理師免許は、栄養・衛生等の知識の習得も必要
2017年12月27日
調理師免許は、調理師に必要な資格と考えられているものの1つです。
しかし、どのような資格なのかをよく分かっていない方も多いのではないでしょうか。
調理の仕事に興味を持っている方は、調理師免許について詳しく知っておくことをおすすめします。
そこで今回は、調理師免許の概要や、免許を取得することで得られるメリットについてご紹介します。
調理師免許とはどのような資格?
調理の仕事に興味を持っている方なら、調理師免許という資格を聞いたことがあるのではないでしょうか。調理師免許とは、食や調理に関する知識と技術を取得していることを証明する国家資格です。調理師免許を取得しているだけで、調理師としての信頼をアピールすることができます。
調理師免許を取得することで得られる知識について
調理師免許は、試験に合格するか専門学校などを卒業することで取得できます。
そのため、調理師免許を持つためには、さまざまなことを勉強する必要があるのです。
ここでは、調理師免許を取得するにあたって得られる知識についてご紹介します。
食に関する文化や栄養学、衛生面
調理師免許を取得する過程では、食に関する文化や栄養学、そして衛生面などについて広く学びます。特に、栄養学については、健康を考えた料理を提供するために、非常に重要な知識といえるでしょう。
調理に関する知識
調理師免許を取得すれば、器具の使い方、食品に関する取り扱い方など、調理師にとって欠かせない知識を得られます。現段階で調理に関する基礎がない方でも、調理師の勉強をすれば、基礎的なことから順序良く知識を身につけることが可能です。
より専門的な分野を突き詰めやすい
免許を取得するに際して、調理に関する基礎知識や基本的な技術を身につけます。基礎部分ができているからこそ、例えば「野菜のスペシャリスト」や「ワインのスペシャリスト」など、より専門的な分野を突き詰めるきっかけとなるのです。
調理師免許を持つメリットについて
調理師免許は調理に関する国家資格であり、取得することで、さまざまなメリットがあります。
ここでは、調理師免許を持つメリットについてご紹介します。
就職や転職時のアピールになる
飲食店への就職や転職の際、調理師免許があるかどうかは、採用率に影響するでしょう。
実際、掲載されている飲食店の求人条件には、「調理師免許取得者」と記載されていることも少なくありません。
就職や転職時のアピールになることは、調理師免許を取得するメリットといえるでしょう。
飲食店の開業がしやすい
自分の店を開くためには、食品衛生責任者という資格が必要です。
これには講習を受講しなくてはならず、時間も手間もかかってしまいます。
しかし、すでに調理師免許を取得していれば、講習を受ける必要はなく、申請するだけで「食品衛生責任者」を取得できます。手間も時間もかけず、スムーズな開業が可能なため、「いつか自分のお店が欲しい」と考えている方は、調理師免許を取得しておくと良いでしょう。
おわりに
今回は、調理師免許の概要や、免許を取得することで得られるメリットについてご紹介しました。
調理師免許は、栄養や衛生などの知識を持つことを証明する国家資格です。
実際に、調理師免許の取得を目指して勉強することで、多くの基礎知識を学ぶことになります。
調理師になりたい、いつか自分のお店を開きたい、などと考えている方は、「調理師免許の取得」を目標にしてみるのはいかがでしょうか。
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