京調BLOG

調理師専門学校の夜間部の実際は?

調理師専門学校の夜間部ってどんなところ?

京都調理師専門学校の夜間部でアルバイトをしながら、日々料理について学んでいるよる助です。京都調理師専門学校に興味をもたれる方は、学生さんが多い印象ですが、私のようにアルバイトをしながら、専門学校で料理を学びたいという方もいるでしょう。

働きながらだと、本当に調理の勉強に集中できるか、いろいろな不安があるかもしれません。そんな方に、京都調理師専門学校に入った経緯や夜間部の魅力、入ってみて大変だと感じたことをお伝えできればと思います。

調理師専門学校の夜間部に通っています!

私は現在28歳で、以前は配送業に就いていました。朝から夕方まで、お客さまのもとに荷物を届ける日々の中で、ある日、ふと“自分には、この仕事が向いていないかもしれない……。”と感じるようになりました。このまま配送業を続けても明るい未来が描けなかったので、思いきって退職することにしました。

その後、高校時代に少しだけ興味をもっていた料理の世界で、生きていけないかと考えるようになりました。なぜなら、手に職をつけ、人に喜んでもらえる調理師は、仕事として非常にやりがいがあると感じたからです。

とりあえず生活費が必要なので、アルバイトを始めて、調理について勉強をはじめました。そのアルバイト先で、京都調理師専門学校の夜間部の存在を知り、教育訓練給付金の制度による後押しもあって、入学を決意しました。平日は、アルバイトをしていますが、私のような生き方をしている人間にとって夜間部は、最適な選択だったと思います。

調理師専門学校の夜間部のいいところ

私が京都調理師専門学校の夜間部に入学して良かったなと思う点は、日中のアルバイトで稼いだお金を学費にあてられることです。もともと、配送業の仕事もしていましたが、そこまで給料が良かったわけではありません。

そのため、生活費を稼ぎながらでなければ、調理の勉強はできませんでした。京都調理師専門学校の夜間部は、授業時間が18:15~21:25までなので、朝から昼までアルバイト先で働いて、夕方から授業を受けることができます。1日3時間の授業で、いろいろな世代の人と一緒に学習するため、以前よりも交友関係が広くなりました。入学するまでには非常に勇気がいりましたが、その決断ができてよかったです。もし、あの時決断ができていなければ、きっと大きな後悔をしていたと思います。

皆さん、いろいろな境遇の上で今は調理師という同じ目標に向かっているため、世代関係なく、アットホームな雰囲気があります。これも、自分にとっては本当に良かったです。

年齢が離れていて、学校で友達ができるかなと不安を抱えている人でも大丈夫です。きっと気の合う仲間が見つかります。私でも友達ができたのですから、あなたも入学すれば、きっと楽しいことが待っています。

調理師専門学校の夜間部の学費は、安い?

本格的に日本料理を学びつつも学費を抑えたい、あるいは学費のために昼間は働いていたいという方には、夜間部がおすすめです。他の学科と比べても学費が安いですし、一括払いが難しければ分納もできるため、返済に関するスケジュールも立てやすいです。

学費が安いと、「講師の先生方は、しっかり指導してくれるだろうか?」と思ってしまうかもしれません。でも私にとって、それは杞憂ですした。

私の通っている京都調理師専門学校では、1.5年で約1000時間かけて、調理を学びます。座学が570時間、実習が420時間です。コース料理や会席料理の調理方法を短期間で無駄なく習得していくため、自分の興味や関心に合わせて技術を伸ばしていけると思います。

たまに「夜間部の学生は、あらゆる状況で不利ですか?」と質問を受けることがあります。基本的に昼間に学習している学生と、講義内容に大きな差はありません。そのため、夜間部の学生の教科書は、他の学科の教科書と比較して、内容が薄いということは絶対にありません。

もちろん、夜間部だからといって就職先が不利になったり、卒業証書に夜間部であることが記されることはありません。そのため、働きながら勉強し、将来のキャリアアップを実現するための、最高の環境だと思っています。

調理師専門学校の夜間部に通い、目標を達成する

これから夜間部への進学を検討する方に、大切なことをお伝えします。それは、“将来、自分がどのような料理人になりたいのか、強くイメージしておく”ということです。調理師専門学校は、料理界で働くために専門的な知識や技術を身に付ける学校です。

そのため、一般的な大学のように、「文学が好きだから、文学を深く学んでおこう。就職先は、大学に通う間に考えよう」というように、学んでいる途中で、キャリアの方向性を変えることは難しいでしょう。そのため、進学を決める前に「将来、自分がどのように働きたいか」を、イメージできていると良いと思います。

もし、知り合いに料理人がいるのなら、話し相手になって頂いても良いですし、憧れのお店があるのなら、現場の第一線で働く方に、進路について相談にのってもらっても良いでしょう。もし、周囲に料理関係の知り合いがいなければ、料理イベントに自ら参加して、現役で働く人の姿を見るというのも、自分にとって大きな刺激になると思います。

私は、料理人として一人前になって、自分のお店を構えるという大きな目標があります。まだ、調理師免許も取得していませんが、夜間部に通うようになってから、少しずつ技術が伸びているように感じます。アルバイト先の先輩にも褒められることが増えてきているので、このまま夢に向かって大きく歩みを進めていきたいと思います。

調理師専門学校の夜間部の大変なところ

京都調理師専門学校に入学して、大変だったこともお伝えしておきましょう。

やはり、日中アルバイトをしながら、夜は調理師になるための勉強をしていますので、昼間の生活との両立はちょっと大変でした。

でも、講師の方や、夜間部でできた友達が助けてくれるので、なんとか頑張れています!どんな仕事をするにしても、最初は大変だと思います。それは、調理師の世界でも一緒です。

お客さんの前に出てから基礎的なことで失敗することの方が、学生よりもずっと恥ずかしいこと。今のうちにたくさん失敗をしながら、京都調理師専門学校でたくさんのことを学び、経験を積んでいきたいと思います。

もし、働きながら調理師免許を取得して仕事に就きたいと考えているのなら、京都調理師専門学校に入学してみませんか?まだ、昼間の仕事先が決まっていないのなら、学校で昼間のアルバイト先の紹介もしてもらえます。私も働きながら学んでいます。一緒に頑張りましょう!

 

お役立ち知識 調理師科夜間部(1.5年制)

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