アースオーバーシュートデー 持続可能な食を考える会を実施いたしました!
2024年3月11日
3月8日(金)に本校にてアースオーバーシュートデー 持続可能な食を考える会を実施しました!
アースオーバーシュートデーとは、、
人間が消費する生物資源の量が、地球が1年に再生できる生物資源の量を越える日のことです。
オーバーシュートとは、英語で「度を越す」や「行き過ぎる」という意味です。
2023 年のアース・オーバーシュート・デーは8月2日でした。
つまり、1年分の資源を8月2日までに全部使い切っているということです。
残りの約5ヶ月は、将来のために残しておくべき資源に手をつけるしかない。
私たちは知らず知らずのうちに、未来の貯蓄分を切り崩しながら生活しています。
ちなみに、全人類が日本人の食生活をしたら、5月6日にアース・オーバーシュート・デーを迎えました。
そこで、調理師の観点から、食について無駄が無くせないか、活用していないものを活用できないかということをテーマに今回の研究を行いました。
未利用魚やジビエを中心に献立を考案し、持続可能な食についての研究を行いました。
今回使用した未利用魚は北海道の羅臼から入荷しました。
全国の 563 処理加工施設において、ジビエとして利用するために解体された野生鳥獣は 89,230 頭であり、
このうち、シカ及びイノシシは 83,144 頭であり、全体の約9割を占めます。
捕獲頭数に占めるシ力及びイノシシのジビエ利用率は、7%程度しかありません。 ジビエの食材を有効に活用することが大切です。
その他にも今回は以下の副産物を使用しました。
おから 醤油力ス 味醂カス 胡麻カス 野菜の皮
これらを有効活用し、本校の教職員で試食会を開催しました!
どの献立も非常に美味しく、ひと手間加えることで食材を最大限に活用できることがわかりました!
献立の一部をご紹介します
なお、今回は和食・日本料理上級科の学生が調理を行いました!皆さんお疲れ様でした
春は京都調理のオープンキャンパスへ行こう!!
今回研究を行った講師や学生とも会えるチャンス!
ぜひお越しください!
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