レストランにも種類があるって知っていますか?
2018年11月26日
いずれはレストランのオーナーになりたい!という方、結構いらっしゃると思います。日本や世界には非常にたくさんのレストランがありますが、実は一口にレストランといっても、いろいろな種類があることをご存知ですか?今回は、意外と知られていないレストランの種類についてお伝えします。
フランス料理のレストランの種類
フランスに旅行すると、さまざまな名前のレストランが目につきますが、実はレストランの名前を見れば、その格式がわかるようになっているのです。日本でもそうですが、中にはドレスコート必須となっているところもあります。これがレストランの名前でわかるって、面白いですよね。ここでは、フランスを代表するレストラン6種類をご紹介します。
カフェ(café)
年齢制限なし、ドレスコードなしで入店できるカフェは、日本でも非常に馴染のあるものだと思います。フランスも日本も同じような形態で運営されていて、夜になるとアルコールを提供しているところもあります。
ブラッスリ-(Brasserie)
ブラッスリ-は、アルコール類が多く取り揃えられていることが多いレストランです。日本の居酒屋のようなものだといえば、イメージしやすいでしょうか。
ビストロ(bistro)
テーブル同士が近い、家庭的な雰囲気のお店のことをビストロといいます。料理は、ブラッスリ-と非常に似通っています。
レストラン(restaurant)
文字通りですが、高級なフランス料理店のことをレストランといいます。ドレスコードはお店によって異なりますが、カジュアルになりすぎない配慮が必要です。
オーベルジュ(Auberge)
ホテルが併設したレストランのことをオーベルジュといいます。「ホテルに併設」ではなく「ホテルが併設」、つまりレストランがメインということです。新鮮な食材を確保するために郊外に作られることが多く、お酒も飲むためその日に帰宅できず、ホテルに泊まる、というレストランです。
グランメゾン(grand Maison)
超高級なフランス料理店をグランメゾンといいます。一般的に、ミシュランで3つ星クラスのレストランを表現する言葉として用いられています。
イタリア料理のレストランの種類
では、イタリアにはどのような種類のレストランがあるのでしょうか。代表的なものは下記の8種類です。
パスティッチェリア(Pasticceria)
お菓子やケーキを販売しているお店のことをパスティッチェリアといいます。
トラットリア(Trattoria)
伝統的な料理が多く、カジュアルに入店できるお店をトラットリアといいます。
タヴェルナ(Taverna)
イタリアでは、大衆食堂や居酒屋のことをタヴェルナといいます。
エノテカ(Enoteca)
お酒の販売がメインとなっているワインバーのことをエノテカといいます。
ピッツェリア(Pizzeria)
ピザ専門店のことをピッツェリアといいます。
バール(Bar)
日本でも知られるようになってきましたが、立ち飲みができるお店のことをバールといいます。
オステリア(Osteria)
宿泊施設を併設した料理店をオステリアといいます。
リストランテ(Ristorante)
イタリア料理店で、最高級のお店のことをリストランテといいます。
種類の豊富なレストラン!予約のマナーは?
イタリアやフランスのレストランでさまざまな種類の料理を楽しむなら、ドレスコードに応じて、男性ならジャケット、女性ならワンピースなどの服装を用意するといいでしょう。もちろん、ドレスコードが必要ないお店で、そのような服装を着用すると浮いてしまうのでラフな格好で問題ありません。
また、赤ちゃんが生まれたばかりで子供も一緒にレストランに連れて行きたいということもあるでしょう。その際は、入店予定のレストランにしっかりと確認をとるようにしてください。日本のファミリーレストランのように、どこでも「家族連れ」や「子供連れ」がOKというわけではありません。入店可能な年齢に制限のある店もあります。
いかがでしょうか。
レストランにはいろいろな種類がありますから、将来的にレストランをオープンしたいという方は、自分の理想のレストランはどの種類なのかを意識していろいろなお店を見てみると面白いかもしれませんね。