イタリア料理の学校って、どんなところなの?
2019年3月20日
本格的なイタリアンを作りたくて、京都調理師専門学校の2年制のイタリア料理上級科で勉強しているイタ郎です。入学前に悩んだり、迷ったりしていたことを中心に話を進めたいと思います。イタリア料理の学校って、どんなところか気になっている方はぜひご覧ください!
イタリア料理の学校に通う19歳、夢を語ります!
まずは自己紹介から始めますね!僕は現在19歳で、京都市内で一人暮らしをしています。滋賀の北部出身なので、同郷の人がいたら仲良くしてください!
高校時代までサッカー部だったので、いつも声の掛け合いで、サッカーの技とチームワークを磨いていました。
僕の両親は飲食店に勤務しています。父は調理人です。そのためか、父はよく休みの日に、家族のために料理をしてくれました。おいしい料理だけじゃなく、家族が落ち込んでいればみんなでワイワイできるような料理が出てきましたし、いつも家族のお祝いごとにはすごく豪華な料理を作ってくれました。あんな狭いキッチンで、よくやるよなと思って見ていましたが、今となって考えれば、父はプロの料理人として本当に素晴らしい人だと感じています。
高校生になって、友達やクラブの仲間と外食をするようになり、次第にパスタやピザなどのイタリア料理に興味を持つようになりました。いつか専門学校とかで本格的に学びたい、と感じ始めました。そんな時、SNSで京都調理師専門学校のことを知りました。学校の雰囲気がすごく楽しそうで、イタリア料理を2年間学べるコースがあったことから、オープンキャンパスに参加して入学を決意しました。
今の僕の夢は、新規のお客さんでも馴染みやすい、常連のお客さんがたくさん訪れるお店を作ることです!
イタリア料理の学校では、こんなことも学びます
イタリア料理の専門学校に入学すると、料理の技術はもちろん、イタリア料理の歴史や、おもてなしの心まで、しっかり学べます!「おもてなしの心」は、京都ならではなのかもしれません。それに、京都調理師専門学校なら、国家資格である調理師免許を卒業と同時に取得できます。どのコースでも!
調理師免許以外にも、製菓衛生師免許やレストランサービス技能検定、京都府ふぐ処理師免許など、たくさんの資格取得をサポートしてもらえるため、自分一人で家で学ぶよりも、ずっと効率が良いです!同じ夢をもった仲間もできますしね!
他にも、将来自分がレストラン経営をするなら絶対に必要となる、根拠に基づいた経営や、レストランマネジメントを行う能力を授業で身に着けていくことができます。
きっと、将来自分のお店を持つために料理人を目指している、という人もいるでしょう。マネジメントって何のことかまだよく分かりませんが、今のうちからしっかりと勉強しておくと、開業したときのことを具体的にイメージできるんだと思います。
他にも面白い授業がたくさんあるので、プロの料理人(特にイタリア料理ね!)に興味のある人は、ぜひ一緒に学びましょう!
イタリア料理の学校に通うメリット
「料理が好き!」という強い想いからイタリア料理の学校に通いたいと思う方は、多いと思います。私も、その一人でした。私の学校は、イタリア料理以外にも和食やフレンチなど、さまざまな分野のコースがあります。
イタリア料理が学べる学校に通うようになって感じるのは、明らかに作れるイタリアンの幅が広がったことです。栄養学や食材の違いなど、座学を通して高めた知識を活かしながら、実習で本格的なイタリアンを作ることができるので、レパートリーが自然と増え続けています。
そして、勉強している中で、悩むことがあれば気心の知れた同級生に相談することができますし、すごく助けられています。その中でも、最大のメリットは、就職先が圧倒的に広がったことです。
これは、講師の先生方の尽力や、プロとして活躍されている卒業生の方たちのおかげで「ぜひ、ウチのお店で働いてほしい!」という求人がたくさん学校に寄せられるのです。
もちろん、学校側が生徒それぞれに合った就職先を提案してくださるので、自分が納得できる会社を選ぶことができると思います。
イタリア料理の学校に通わないと困ること
正直、時間やお金をかけてイタリア料理の学校に通わなくても、料理界で働くことはできます。調理師免許を取得することなく高校を卒業してすぐに飲食店で働くことができますし、そこで2年間アルバイトをすれば、調理師免許試験を受けることができます。
でも、非常に困ることがあります。
- ◆料理の作り方がすべて自己流になる。
- ◆人脈が広がらない。
- ◆料理の幅が広がらない。
- ◆希望の就職先を見つけられるとは、限らない。
このように、さまざまな問題がありますが、その中でも、就職に関する問題が1番大きいように感じます。飲食店の中には、調理師専門学校にしか求人を出していないというところもあるので、学校に通っていなければ、それだけで不利な状況になってしまいます。
そして、イタリア料理の学校に通っていない場合、未経験者として働くことになるため、なかなか料理を作らせてもらえないということもあるでしょう。ずっと興味を持っていた料理界も、下積み期間があまりにも長く続けば、学ぶことのモチベーションを維持できなくなってしまうかもしれません。
しかし、イタリア料理の学校でイタリア料理に関する知識や技能をしっかりと習得できていれば、就職後してからも即戦力として実力を認められるでしょうし、憧れの有名店に転職する、などのチャンスもあるでしょう。
また、同じ飲食業界で働く同級生から仕入れる情報も貴重です。そのような人脈を上手く活かすことで、キャリアアップに役立てることができると思います。
イタリア料理をとことん学ぶなら、専門の学校で!
イタリア料理を作る人、になるなら、たぶん専門学校に行かなくてもなれます。イタリア料理店に勤めて、修行するという方法もあります。
でも、本気で学びたいなら、専門学校に通うべきです。特に京都調理師専門学校では、講師陣がすごい!イタリア料理に必要な、高度な調理技術を指導してくれるのですが、昨日できなかったことが今日できると、すごくうれしい!そうやって身に着けた知識や技術を使って、レストランオペレーション実習をします。これを繰り返すことで、プロの料理人としての実践的なスキルが自然と身につきます。
そしてさらに!京都調理師専門学校は、2018年4月に太秦キャンパスが開設したばかりで、最先端の設備が整備されているんです。座学も料理も、最高の環境で勉強できます。
キレイな教室や実習室で勉強するのは、やっぱり気持ちが良いです!
今、僕たちのクラスで講義をされている先生は、星付きレストランで勤務されていました。第一線で活躍していた経験があるので、質問すればなんでも答えてくれます。噂によると、卒業が近づくと、イタリア料理店を魅力ある空間にするために、レイアウトの仕方まで指導してもらえるのだとか!将来お店を持つ夢が、どんどん広がります!
卒業する頃には、イタリア料理界の即戦力になれるはず。
そんな日を目指して、自分から積極的に腕を磨いていきたいと思います。しかし、こんなことを偉そうに書いていますが、知識や技術もまだまだなので、入学したときの初心を忘れることなく、これからもたくさんのことを学んでいきたいと思います!