留学生必見!京都市内の日本料理店に就職するなら
2019年5月24日
現在、訪日外国人の増加とともに、外国人観光客の日本料理に対する注目が集まっています。日本へ留学し、専門的な調理技術を学ぶことで日本料理を習得し、仕事へつなげたいと考える留学生もいるでしょう。
どうすれば料理の本場である京都の日本料理店へ就職できるのでしょうか。その答えは、日本料理調理技能認定校に隠されています。今回は、留学生に向けて、京都市内の日本料理店で就職する方法についてお伝えします。
日本料理調理技能認定校とは?
日本料理調理技能認定校とは、農林水産省により制定された「海外における日本料理の調理技能の認定に関するガイドライン」に基づき、外国人の日本食料理人を育成し、一定のレベルに達した者を認定できる学校のことです。
実は、京都調理師専門学校は、日本で初めての「日本料理 調理技能認定校」に指定されており、日本料理について勉強したい留学生を積極的に受け入れています。
京都調理師専門学校の和食・日本料理上級科もしくは調理師科を卒業すると、ガイドラインに定められた一定のレベルに達しているとみなされます。卒業時に授与される卒業証明書・成績証明書を、認定団体である京都調理師専門学校へ申請すれば、認定登録料のみで認定(シルバーライセンス)を受け取ることが可能となっています。
留学生が日本料理店に就職するならシルバーライセンスを取得しよう
シルバーライセンスは、日本料理を学びたい留学生にとって、どのくらいメリットのあるものなのでしょうか。
実は、日本料理に対して学習意欲の高い外国人料理人が、農林水産省で管轄されている認定試験のシルバーライセンスを取得すれば、日本料理アカデミーと連携しているため、日本料理アカデミーに加入している京都市内の日本料理店 で、最大5年間に渡って就労することが可能となります。現在、京都市は、京都市地域活性化総合特区において、全国で唯一、京都市内に限って認められている「外国人の日本料理店での就労」の特例措置(特定伝統料理海外普及事業)を活用することで、外国人料理人の受け入れと、日本料理の海外への普及促進を実施しています。その取り組みをより効果的に推進するため、日本料理アカデミーと連携して、料理人を目指す留学生の受入対象を拡大しています。
留学生の日本料理店への就職で役立つシルバーライセンスの取得方法
日本料理店へ最大5年間に渡って就職するには、シルバーライセンスの取得が必要です。シルバーライセンスを取得するには、日本料理学校等の卒業者又は実務経験が概ね1年程度ある者でなければいけません。京都調理師専門学校の場合は、外国籍の学生が、「和食・日本料理上級科(2年制)」もしくは「調理師科(1年制)」を卒業すれば、シルバーライセンスの取得を目指せます。すると、どこよりも誰よりもスムーズに、京都市内の料理店で5年間働くことができます。以前は、日本料理を学びたくても「国籍上の違いから勉強を断念した」という方もいたかもしれません。
しかし、京都調理師専門学校で対象の学科を専攻すれば、シルバーライセンスを取得できるわけですから、日本料理を通して実現したい夢や希望を諦めなくて良いのです。日本料理について、心おきなく学べます。
京都調理師専門学校で、シルバーライセンスの取得するには、和食・日本料理上級科、もしくは調理師科を卒業することが条件となりますが、 京都市内の日本料理店へ確実に就職できます。「就職先が決まらなかったら、どうしよう。」と悩む必要も無いのです。外国人留学生のみなさん、思いきって飛び込んでみてはどうでしょうか。
京都調理師専門学校は、本気で日本料理を学びたいと思っている外国人留学生のみなさんが入学されることを、楽しみにしています。