和食と日本料理の違いとは?

和食と日本料理の違いとは?

日本の食文化が、世界中で広がりをみせていますが、和食や日本料理、日本食など呼び方がさまざまである、私たちの国の料理について、どのような違いがあるのかご存知でしょうか?何気なく使っている、和食と日本料理について、それぞれの歴史や特徴を振り返ることでその違いについて探っていきます。

和食と日本料理の違い

あなたにとって和食とは、どのようなものでしょうか?私自身のイメージとしては、下記の特徴があると思っています。

  • ◆豊富な食材の持ち味が尊重されている。
  • ◆栄養バランスが考えられており、健康的な食生活につながっている。
  • ◆自然の美しさや季節の移ろいがキレイに表現されている。
  • ◆年中行事を大切にしており、料理と行事が密接に関わっている。

一汁三菜を基本とする和食は、非常に栄養バランスがとれており、理想的な食事スタイルだと言われています。和食という言い方は、明治よりも以前にあったのではないかとされていますが、日本料理という言い方は、明治31年の石井泰次郎が作成した日本料理大全によって一般化されたといわれています。

和食と日本料理の使い分けについては、家庭食を中心とした日本の食文化を和食といい、料理店で提供される高度な技術を要する料理を日本料理という言い方がふさわしいと考えられています。

日本料理を提供する割烹とは?

割烹で提供されるのは、「日本料理」です。日本料理が楽しめる高級な料理店は、すべて割烹と呼ばれる傾向にありますが、本来はどのようなお店を割烹と呼ぶのでしょうか。

割烹とは、食事と調理のスペースがワンフロア内に設けられており、テーブル席やカウンター席で本格的な日本料理や会席・懐石料理を頂くことができる料理店のことをいいます。

そのため、割烹では、日本料理を楽しみながら、板前と直接、会話ができます。お客さまのご要望に応じて、料理を作るところが多く、好きなメニューをオーダーできます。

割烹という言葉は、江戸料理に対して、上方の料理の呼び方として用いられるようになり、江戸の後期から高級な日本料理のことを割烹と呼ぶようになったといわれています。

実際に、テーブル席やカウンター席が定着したのは、明治時代後期以降のようです。

割烹と料亭の違い

割烹でふるまわれるのは「日本料理」ですが、料亭でふるまわれるのもまた、「日本料理」です。では、一体何が違うのでしょうか。

料亭も割烹と同様に、日本料理を楽しむことができ、長年の修行を積んだ板前が旬の食材を用いて料理を作るという点においては、割烹と非常に似ています。

その違いは、食事するスペースにあります。

料亭は、割烹と違って個室が多く、非常に落ち着いた雰囲気があるのが特徴です。料亭によっては、優雅な日本庭園を有しているところもあり、企業の接待や面談、著名人や実業家、要人との宴席の場として利用されています。一般的には本膳料理や会席料理のコースを中心としてふるまわれますが、芸者さんを呼んでお酒を楽しむ料亭もあるようです。

日本料理の料理人を目指すなら

私は、日本の食文化に興味があり、季節の料理をお客さまに提供したいと思い京都調理師専門学校に入学しました。日本の慣習や旬の食材の扱い方について勉強する毎日は、非常に充実しています。勉強や実習で多くのことを学ぶ中で、ますます和食の文化について興味を持つようになり、いつか自分のお店を持ちたいとまで考えるようになっています。

また京都調理師専門学校の就職サポート制度は充実しており、高い就職率を誇っています。実際、京都ならではの老舗料亭や有名レストランなどで多くの優秀な卒業生の方が活躍されています。

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