食品技術管理専門士って、どのような資格?

食品技術管理専門士って、どんな資格?

みなさんは、食に関する資格として「食品技術管理専門士」という資格があることをご存知でしょうか。漢字ばかりで難しい印象もありますが、将来、食品製造業や品質管理部門で働きたい方には、お薦めの資格です。この資格取得に向けた勉強をすると、例えば食品工場の生産現場において優れた商品がどのように生みだされるのか、その過程について学べます。

今回は、食品技術管理専門士とは、どのような資格なのか、受験資格や資格取得後の仕事についてお伝えします。

食品技術管理専門士とは?

製造現場の品質管理や生産に関する専門的な知識を保有しており、製造過程の改善を効率的に実施する能力のある人物として食品技術者養成学校の主催者が認定した人を食品技術管理専門士といいます。

食品技術管理専門士の資格を取れば、食品技術養成学校の資格修了者であることを証明できると同時に、さまざまな飲食業界で活躍できます。将来的には、調理のマネージメントや料理のコーディネートなど、料理界について多様な業務を遂行できる専門家になれるかもしれません。

食品技術管理専門士の受験資格とスキル要件

食品技術管理専門士とは、2013年からスタートした、新しい食に関する資格制度です。これを主催しているのは株式会社日本食糧新聞社と、一般社団法人日本食品検査という2つの企業です。

食品技術管理専門士の試験を受験できる要件には、食品技術者養成学校における養成過程(6日間)を修了していること、というものがあります。修了生は、食品技術管理士の受験申し込みを行い、試験を受けます。この時、実際に受験できるのは、受験申し込みをした希望者だけです。

資格試験に合格すると、資格認定証が授与され、認定者台帳に無料で登録されます。実際に、食品技術管理専門士の資格を取得すると、下記のスキルがあると判断されます。

  • ◆食品工場の製造現場を管理するために必要な一般的な知識を有している。
  • ◆製造現場で発生する問題を解決するにあたり、問題点の顕在化と改善案を策定できる能力がある。
  • ◆製造現場での作業を標準化することで、作業手順書等の文書作成が適切に実行できる。
  • ◆HACCP 手法による食品安全に関わる取り組みが適切に実行できる。
  • ◆製造現場におけるコミュニケーション力や従業員の教育訓練方法を習得している。

資格取得後は、上記のようなスキルがあると認められたことになります。しっかりと学び、必要な技術を習得できれば、自分の自信につながっていきます。特に製造現場で、リーダーシップを発揮するようなポジションに就きたいと考えるならば、技術分野の知識は欠かせないでしょう。

食品技術管理専門士を取得すると、どのようなことができる?

食品技術管理専門士の資格を取れば、食品を扱うものとして最低限知っておかなければいけない安全や品質管理、従業員管理に関する重要なポイントがわかるようになります。そのため、職場で生産している商品の品質向上はもちろん、トラブルが発生しても迅速に解決できるようになります。

他にも、食品表示や新人教育のやり方を総合的に学べるため、職場でありがちな悩みに遭遇しても、適切な指示が出せるようになります。

食品技術管理専門士の資格取得に向けた勉強会では、具体的な事例をテーマにして、実習やグループワークが実施されるため、教科書的で難しく感じることはありません。現場の利益を追求するための具体的なポイントや物事の捉え方や考え方がわかるようになります。

そして、資格試験の受講者として学んだことは、パートさんや従業員にわかりやすい言葉で伝えていくことで、現場の先頭に立つことができます。食品技術管理専門士の資格を取得すると、自分自身の意識が変わり、工場全体のレベルアップを図ることができます。

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