フードアナリストとは?どんな仕事?

フードアナリストとは?どんな仕事?

最近、さまざまなメディアで「フードアナリスト」という言葉を目にすることはありませんか?有名芸能人や歌手などが取得し、話題となっている資格です。一体、何をする人なの?と思う方も多いと思います。

今回は、フードアナリストという資格について、いろいろとご紹介します。

フードアナリストとは、どんな人?

フードアナリストとは、日本フードアナリスト協会が実施する試験に合格すると、名乗ることが出来る資格です。民間資格ではありますが、調理学や食文化、栄養学、フードコーディネート、ホスピタリティなどについて、総合的に学ぶ必要がある資格です。

実際、何をするのか、簡単にいえば「食に対しての知識や教義、適切なマナーを修得し、食の専門家として、優れた洞察力と豊かな表現力を駆使して、消費者サイドの視点に立って料理界に貢献する」ということです。「料理を作る人」ではなく、「料理を食べる人」の視点に立って、というのが特徴かもしれません。

フードアナリストになるには、専門学校で学んだり、専門的なことを自ら学ぶということが必要です。後述しますが、フードアナリストにはいくつかのランクがあり、一番難しいランクに合格するためには、独学で勉強するのは非常に難しいと思います。

つまり、同じフードアナリストでも、ランクが高い資格を持つ人は、店舗の販促コンサルティングや商品開発、店舗デザインなど、あらゆるシーンでの活躍が期待されています。

フードアナリストになると、仕事が広がる?

フードアナリストの試験は、比較的取得がしやすい4級から、最高ランクである1級までの4つのランクに分かれています。

見事、資格を取得できれば、食品や食材についての歴史や背景、独自性、比較、評判、トレンドなどを総合的に解説できるため、中立的な立場から評価レポートを作成できます。

他にも、ウェブサイトや雑誌でフードライターとして記事を執筆したり、マーケティングや商品開発に携り、地域で開催される座談会へゲストとして招待される、ということもあるようです。

仮に「フードアナリストの資格があれば、仕事が広がりますか?」と質問されれば、「YES」と答えるのではないでしょうか。

特に、1級試験の難易度が非常に高く合格者が少ないため、これを取得できれば、就活時に大きなアピールポイントとなるでしょう。近年、調理に関するような職種の就職試験で、フードアナリストの知識について問う問題が出ることが増えているようです。早めに取得しておいて損はありません。

フードアナリストの4つの受験方法

食の専門家としてフードアナリストを名乗るには、下記の4つの方法から受験方法を選び、試験に合格する必要があります。

  • ◆協会認定の養成講座で受講する:日本フードアナリスト協会が認定している養成講座に行くと、一定のカリキュラムを修了し試験を合格した人に対して、認定資格が与えられます。4級試験では、1日7時間の集中講義を受けたあと、試験で一定のスコアに到達すれば合格できます。
  • ◆通信教育で受講する:フードアナリスト通信教育は、4級と3級があり簡単なレポート作成と添削問題を終えると資格を認定してもらえます。尚、4級試験は、フードアナリストの簡単な格付けレポートと6回におよぶ添削問題だけです。この方法なら、検定試験なしで資格の取得ができます。
  • ◆検定試験で受験する:フードアナリスト検定試験で一定スコアを獲得できれば、資格の認定を受けることができます。この場合、フードアナリスト教本や過去問を利用して、試験を受けます。試験の開催頻度ですが、年2回全国7都市で実施されています。
  • ◆指定専門学校や指定校、カルチャーセンターに通学する:日本フードアナリスト協会が認定している教育機関でカリキュラムを修了すれば、資格を取得できます。フードアナリスト4級速習講座を受講すれば、1日で資格の認定を受けることができます。

フードアナリストの試験勉強

これからフードアナリストの試験を独学で受験する場合は、フードアナリスト教本を徹底的に読み込むことが大切です。そして、全体を網羅したら過去問を暗記するまで解き続けます。本番の試験では、教本を中心に、問題集に準拠した出題になっています。

4級試験は、食習慣や食文化、食環境、テーブルマナーに関する体系的な理解が求められます。3級は栄養学や食育、ヨーロッパの食文化、2級はフードアナリストに必須の知識や教養、文章力、1級は食文化や商品開発、官能検査、味覚、食の安全性、食の調理機能学、美味覚など、級位が上がるほど非常に専門的で難易度が高くなります。

4級試験の合格率は、60%~70%といわれているため、フードアナリストの検定教本と過去問を入手して、しっかりと内容を理解していれば、一発合格を目指すことも可能です。60分間で4択問題から50問を解くことが求められます。

非常に簡単な問題が多いですが、「正しい選択肢は、いくつありますか?」という少しひねった出題があるため、焦って解いていると、回答ミスにつながることがあるので、よく読んで確実に点数を獲得していけば、少しでも合格に近づくことができます。

フードアナリストの資格を取得したい理由

ではここで、私がフードアナリストの資格を取得したい理由をご紹介します。私が受験するのは、フードアナリストの4級試験なので、それほど難易度自体は高くありません。しかし、ゆくゆくは1級の合格を目指しています。

まだ調理師免許を取得していない私ですが、私には一つの夢があります。それは、将来的に生産者と消費者をつなげられるような料理人になりたい、ということです。どんなシーンでも、私の料理を食べて頂くお客さまに対し、安全性や栄養価を最大限に考えた食事を提供し、必要であるならば年齢層を問わず、「食育」につながるような働き方をしたい、という思いがあります。

食の問題は、一生かかっても学びきれないほど、膨大で複雑なテーマです。人によって、理解の仕方もさまざまだと思います。でも、フードアナリスト1級の資格があれば、つまりそれだけ「自分自身が学んできた結果」があれば、説得力ある説明ができるようになると思うのです。

私は、まだ漠然とした部分はあるのですが、このような夢を持っています。私が京都調理師専門学校への入学を決めたポイントの一つは、フードアナリストの2級~4級試験の資格取得サポートが受けられる、という点でした。2級試験は2年制の生徒しか受験できませんが、3級と4級は、1年制でも受験できます。つまり、私でもがんばれば、3級までは取得できる可能性があると思うのです。

その後、2級、1級と進むのは大変だとは思いますが、まずは一番近い目標として、4級の合格を目指します!

もし、難関試験に合格して、料理業界で可能性を広げていきたい、という夢があるなら、ぜひ早いうちに合格を目指しましょう。私たちの生活を支える「食」は、本当に奥が深い!京都調理師専門学校で、その奥深さを学んでみませんか?