フードコーディネーターって聞いたことある?
2019年1月24日
京都調理師専門学校の調理師科で資格取得を目指して勉強中のいち香です。私には将来、カフェを経営したいという夢があるので、この学校を卒業するまでにフードコーディネーターの資格も取得しておきたいなと思ってるんです。
フードコーディネーターになると、食のスペシャリストとして周囲に評価されて、食べ物に関するさまざまなことを自分でプロデュースできます。もしかしたら、フードコーディネーターってなにか知らない人もいると思うので、詳しく紹介させてもらいますね。
目次
フードコーディネーターとは?
調理とは関係のない業界の人や友人と会話をしていると、時々、「フードコーディネーターってなに?」と聞かれます。確かに、世の中にはあまり広く知られていない資格かもしれません。
フードコーディネーターとは、食に関するスペシャリストで、あらゆる分野を複合的にコーディネートできる人、という資格で、それを実践している人を意味します。
例えば、お店を経営するには、食品に関する販促物やメディアの作成、商品開発、レストランプロデュースなど、フードビジネスのすべてに関わって、仕事を進めていく必要があるので、「ヒト・モノ・コト・情報」をしっかりコントロールできなくちゃいけないんです。
実際にフードコーディネーターの認定試験に合格するには、
- ◆文化
- ◆科学
- ◆デザイン・アート
- ◆経済・経営
の分野について基本からおさえて食について徹底的に勉強する必要があります。
フードコーディネーターができる仕事は?
頑張ってフードコーディネーターの資格を取得すると、
- ◆食のイベント
- ◆メディア
- ◆レストランプロデュース
- ◆商品開発
を中心として、あらゆるフードビジネスにスペシャリストとして参加できます。
しかも食に関する専門的な知識や経験をベースに、フードコーディネーターとして、マネジメントや経営、マーケティング能力を兼ね備えて、現場で活躍できる人材になれるから、資格さえ取得しておけばどこでも働けるのです。
私は今後、自分でカフェをオープンしたいと思っているので、専門学校の在学中にフードコーディネーターの資格を取得して、その専門的な知識を役立てることができたらなと考えています。
だから、食の最前線でスペシャリストとして働くことを視野に入れているのなら、調理師免許の取得を目指しながら、フードコーディネーターの勉強もスタートしておいた方が良いと私は思います。
フードコーディネーターの認定試験の種類
日本フードコーディネーター協会が主催している認定試験は、下記の3つの種類です。
- ◆3級:入門レベル
- ◆2級:フードコーディネーターのアシスタントレベル
- ◆1級:料理界でプロとして仕事ができるレベル
そのため、フードコーディネーターの3級試験からステップアップ形式で合格を目指していけば、いずれ1級試験を受験できる実力をつけていくことができます。1級試験は、非常に難易度が高いですが、料理について高度な知識や技術があることを証明できます。
フードコーディネーターの試験合格ための勉強法とは?
これから3級試験の合格を目指している方に向けて、私が実践している勉強法をご紹介します。私は、下記の手順で勉強しています。
- ◆ステップ1:公式テキストを一読する。
- ◆ステップ2:公式テキストの重要なポイントを丸暗記する。
- ◆ステップ3:インターネット模擬試験に取り組む。
出題形式は穴埋め
フードコーディネーター試験の出題形式は、穴埋めです。そのため、公式テキストの重要なポイントを暗記しておけば、十分に合格できます。勉強時間のない方は、講習会に参加すると良いですよ。講習会では、フードコーディネーター試験に必要となる知識を効率よく身につけることができます。
インターネット模擬試験も
他にも、インターネット模擬試験を受験すると、公式テキストの理解度が一気に上がります。過去の試験問題から構成されているため、どのような問題が出題されるのか、その傾向を掴むことができます。インターネットの模擬試験は3,000円で受験することができます。
どちらにしても、しっかりと勉強時間を確保すれば、独学でも十分に合格できます。
フードコーディネーターの受験料は?
受験料は、下記の通りです。
- ◆3級:11,000円
- ◆2級(1次):11,000円
- ◆2級(2次):14,000円
- ◆1級(1次):12,000円
- ◆1級(2次):16,000円
尚、フードコーディネーター協会は、全国にある調理師専門学校や短期大学の中から、認定校を定めています。認定校で実施されるカリキュラムを履修することで資格認定試験が免除となり、認定登録によって3級の認定資格を得ることができます。
2級から受けることはできる?
フードコーディネーターの資格が仕事現場で役立つのは、2級以上といわれています。そのため、「いきなり2級を受験できないの?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、2級試験を受験できるのは、3級の合格者であることが条件となっています。
そのため、まずは入門レベルである3級試験の合格を目指すことが大切です。
フードコーディネーターとは、「情報」のプロデューサー
私は、調理師免許を取得するために京都調理師専門学校へ入りました。調理師免許を無事に取得できれば就職後も活躍の場は広げられると思いますが、最近はフードコーディネーターの勉強も始めていて、難関試験に合格するために、日々頑張っています。
フードコーディネーターは、情報のプロデューサーとしての働きが求められていて、いろんなことができないといけません。たとえば、お客さまから「レシピブックを作ってください!」と言われれば、デザイナーやカメラマン、ライター、印刷会社に連絡して、希望通りのものを完成させます。
優秀なフードコーディネーターがいたら、お店の中にあるいろいろな問題が、解決するといってもよいでしょう。食に関する問題を解決するコンサルタントなので、メニュー開発や、アートディレクション、フードスタイリング、原稿作成まで、プロデューサーとしての責務を果たしていきます。
この試験は、結構難易度が高い為、友達と一緒に必死で勉強中です。こういったときに、いつでも相談できる友達がいてよかったなと思っています。私も食のスペシャリストとして活躍するフードコーディネーターになれるように、3級試験の合格を目指します。もし、今後、フードコーディネーターの試験を受験することを視野に入れているのなら、私と一緒に、試験勉強を頑張りましょう!
フードコーディネーター以外の資格についても知りたい!
今回ご紹介したフードコーディネーター以外にも、京都調理師専門学校ではいろいろな資格の取得を目指すことができます。気になる方は、ぜひ下のページも合わせてご覧ください!