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女性の調理師も活躍!

女性の調理師も活躍!

調理師は男性が目指すものというイメージを持たれている方も多いでしょう。
実際、メディアに取り上げられる調理師の多くは男性ですし、このようなイメージを抱くことは当然といえます。
しかし、世の中には女性の調理師として活躍する方もたくさんいるのです。
そこで今回は、男性の調理師が多い理由や、女性調理師におすすめの職場についてご紹介します。

男性の調理師が多いのはなぜ?

調理師として働いている方の多くは男性です。特に有名レストランや個人経営の名店などでは、男性の調理師が目立ちます。これは一体なぜなのでしょうか。

・調理師は体力が必要

調理師は重い荷物を運んだり、重い器具を取り扱ったりする必要があるため、
体力が必要です。そのため男性と比べて女性には体力的にやや厳しいと感じる方もいます。
こうした体力面での差も、女性調理師より男性調理師のほうが多い理由です。

・女性は妊娠・結婚を機に退職するケースもある

調理師に限った話ではありませんが、女性の場合は妊娠や結婚を機に退職するケースがあります。
ただし、店舗や会社などによって結婚や子育てに対するサポート・福利厚生などの制度はそれぞれ異なるため、
女性調理師が長く活躍している飲食店も多く存在します。

・既婚者の場合は長時間労働が難しい

飲食店では、朝早くから夜遅くまで、開店時間以外にも仕込みや後片付けのために遅くまで働くこともあります。
既婚女性にとっては、こうした長時間労働の職場で、調理師の仕事と家事や育児を両立することができず、辞めてしまうケースもあるようです。

女性調理師が活躍できる就職先を選ぶポイント

上記を読んで、「なんだか調理師として働くのは不安だな」と感じた女性も多いでしょう。
確かに調理師は男性が多いため、女性が飛び込むには勇気が必要です。

そこで、どのような就職先を選べば女性でも安心して働けるのかご紹介します。

・育児や結婚に理解があるか

結婚願望がある女性は、育児や結婚に理解のある職場を就職先に選ぶことがポイントです。
例えば、育休制度が設けられているか、シフトは融通が利くか、社員同士のフォロー体制ができているかなどを確認しましょう。

・男女平等に対応してくれる職場か

女性だからという理由で、割り当てられる仕事に偏りがでる会社は、優良な職場とはいえないでしょう。
男女が平等に、同じように仕事を任せてくれる職場を選ぶことがポイントです。

・女性調理師におすすめの職場

最後に、女性調理師におすすめの職場について、具体的にご紹介します。

・給食センター

給食センターは、介護施設や学校などに配膳する食事を管理している場所です。
給食センターの施設内にある厨房では、調理師の求人募集を行っています。
給食センターには、既婚者や育児中の女性調理師も多く在籍しているため、長期的に活躍することができるでしょう。

・企業の食堂

企業の社内食堂も、女性調理師が多く在籍する傾向にあります。
勤務時間も会社の営業時間に合わせてあるケースが多いため、長時間勤務が難しい女性も働きやすい職場といえます。

・カフェ

女性に人気のカフェも、スタッフとして調理師を募集している店舗があります。
特にドリンクだけではなく、「ランチメニュー」などフードに力を入れているカフェは、
調理師を募集している可能性が高いでしょう。
カフェは女性が活躍しやすい職場ですし、融通の利くシフトを組ませてもらえる場合があります。

おわりに

今回は、男性の調理師が多い理由や、女性調理師におすすめの職場についてご紹介しました。
調理師といえば男性のイメージが強い傾向にありますが、お店や就職先などによっては女性が多く活躍しているところも存在します。そのため、女性だからといって調理師になりたいという夢を諦める必要はありません。
女性の調理師に理解が深い会社に就職することで、長期的に活躍することができるでしょう。

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