フランス料理便りVol.13【オムレツについて】
2017年7月27日
みなさん、こんにちは。
フランス料理講師の坂本です。
本日は西洋料理の基本である「オムレツ」について書きました。
日本のオムレツとは・・・?
皆さんは「オムレツ」というとどんな料理を思い浮かべるでしょうか。よくホテルの朝食で見かけるのは、「プレーンオムレツ」と呼ばれ、木の葉形をした中はクリーミーなスクランブルエッグ状のレア・オムレツです。
日本の洋食店では、中に玉ねぎ、ハム、ひき肉、チーズなどの具材を入れて木の葉形に作り、ドミグラスソース、ホワイトソース、トマトソースなどをかけていろいろな「オムレツ」が提供されていますが、もっとも有名なのは、チキンライスを入れた「オムライス」でしょう。これは日本独自の西洋料理文化ですが・・・。
フランスのオムレツとは・・・?
一方、フランスの一般的なオムレツは、「平たいオムレツ」で、円形の卵焼きの中に炒めた野菜やベーコン、チーズなどが入り、一般家庭でよく食されています。中でもスパニッシュオムレツ(スペイン風オムレツ)は定番中の定番です。
また、モン・サン=ミシェルでは、卵をクリーム状に泡立て、ふんわりと焼き上げるオムレツ「スフレリーヌ」が名物となっています。「ラ・メール・プラール(プラールおばさん)」の店が名店として知られています。
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このように「オムレツ」と言っても様々な形や調理法がありますが、京調では「プレーンオムレツ」を作るフライパンの扱い方、「平たいオムレツ」の野菜やベーコンの適切な切り出し方や火加減の調節など確実に調理技術が身につく実習カリキュラムが組まれています。卵料理を通して基本的な火の扱いかたと調理法を学びましょう。
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まずは一度フランス料理を作りに遊びに来てくださいね。