京調news

京都調理師専門学校の最新情報です。

日本フランス料理技術組合による、第三回目の被災地支援活動、子供達に笑顔をプロジェクトin福島県いわき市に京都調理師専門学校の西洋料理講師、中川先生が参加しました。
このプロジェクトはボランティアとして三國シェフをはじめ、日本中からシェフが集まり、また東急グループさんの全面協力のもと、行われています。
今回は過去最高人数となる約800人が私達の到着を心待ちにされていました。


プロジェクトを成功させる為に入念な打ち合わせをしています。打ち合わせの際、東急グループ関係者が言われた「子供達が料理を運ぶ際、こけたりして泣いたり悲しい思いをさせないように、補助を徹底して下さい、私達は子供達の笑顔を見に来た訳ですから」との言葉にこのプロジェクトの根底にあるものに気付かされました。


料理の準備も整い、いよいよ三國シェフによる味覚の授業の開催です。甘い味や酸っぱい味等、みんな思い思いに三國シェフの質問に答えていました。三國シェフは(食)とは人に良いと書く。食べ物は人に良い影響を与えるので、みんな美味しいランチを用意してるから沢山食べようと。


シェフ達による、ランチが提供されると「すごい、はやい、美味しそう、さすがプロだ」など、興奮した子供達の言葉が印象的でした。そしてシェフ達が各教室に周り子供達の笑顔とのご対面です。「最高、今までで一番幸せ、お母さんに食べさせてあげたい、サイン下さい」との言葉に、この笑顔を見にきたんだと私達が幸せな思いをしました。


そして全校生徒による感謝の会というものが待っていました。


昨年の東日本大震災の被災地として、気仙沼や女川をはじめ、数多くの地域が津波の被害にあいました。それぞれに復興に向けての思いはあると思いますが、今回のいわき市は津波の被害というより原発による放射能の被害による為、瓦礫や崩壊した建物の撤収が進み、少しずつ復興が目で確認でき、希望が見えてくるというわけではなく、被害内容が目で確認出来ない為に見えない恐怖と向き合っています。ですから子供達もなかなか希望が持てない様子です。今、報道でもあまり取り上げられなくなり、ボランティアとして個人的に活動されている方はまだおられます。しかし日本中から集まり何百人規模での活動はもうあまりされていないとか。でも日本フランス料理技術組合としては、今だから続ける意味があると、今私達が子供達の未来の希望の為に活動し、彼らが大人になりきっと私達や次の世代に希望を与えてくれるはずだと。そうやって本当の「絆」は生まれるのだとの思いでいます。大和学園京都調理師専門学校としても、限りなく、復興支援活動に協力し、日本の「絆」を築いていきたいと思っています。


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