コース料理の順番や意味を皆さんご存知ですか?

フランスの肉料理

皆さんはコース料理を味わったことはありますか? 少しお高いようなお店でないとフルコースを目にする機会は少ないですよね。
そんなフルコースの構成、どういった形式があるのか、ということを今回はご紹介していきたいと思います。

コース料理の順番

コース料理は一般的に7品目で構成されていると言われています。格式の高いフルコースなどになると10,11品目になってきます。この辺りはお店の方針によって変わってきますが、基本的に決まった料理の項目というのはどれも変わらず存在します。

1.前菜 オードブル
直訳すると「作品外」という意味になり、フルコースの枠外にあるものという意味でもありますが、基本的には最初の料理を意味する言葉です。
フルコースに向けて食欲を増加させるために、軽めで酸味や塩味の効いた前菜が多い。
日本風に言えば居酒屋などでよくある「お通し」が近いニュアンスを持っています。

2.スープ
コースはここからが本番とも言われます。
スープはサラリとしたコンソメタイプかドロリとしたポタージュタイプのどちらかが出てくることが基本です。スープはパンが一緒に運ばれてくることの多いタイミングですね。

3.魚料理 ポワソン
魚料理とは言いますが、どちらかと言えば海鮮料理と言った方が正確かもしれません。魚だけでなくエビや貝、イカのような魚介類が出てくる場合もあります。
魚料理は骨を自分で抜かなくてはいけないので、魚料理用のフォークは少し先の尖ったものが用意されています。

4.ソルベ
口直し用のシャーベット。コースによっては肉料理の後に運ばれてきたりします。
あくまで口直しであって、口述するデザートとは趣旨が違います、あまり糖分が入っておらずさっぱりした味が多いそうです。

5.肉料理 ヴィアンド
フルコースのいわゆるメインディッシュ。メジャーな牛豚鶏以外に鴨鹿雉のようないわゆるジビエのようなものも出てくることもあります。レア、ミディアム、ウェルダンなど、焼き加減を定めることができます。

6.デザート デセール
デザートとは元々デセールが転じて出来たもので、料理を片付けるという意味を持っています。お菓子のようなデザートからフルーツメインのものまで、幅広くコースごとにその姿は変化します。

7.カフェ
最後はコーヒーで締めることが多いです。もちろんオーダーすれば紅茶に変更することも可能な場所では可能です。

以上が一般的なコース料理の流れです。

コース料理のマナー

スープを飲む場合にはすすって音を立てたりしないようにしましょう。熱いからと言って息を吹きかけて冷ますのもマナーが良くないと言われます。
基本的にお皿を持って飲むこともマナー違反です。ただし場合によっては取っ手のついているスープ皿で持っても良いタイプもあります。

魚料理はひっくり返してはいけません。食べる際にはナイフとフォークで一口大に切ってから食べます。お箸でほぐして食べる日本の魚とは印象が違いますね。

肉料理は手間を省こうと横着して、先に全部切り分けてしまおうというのはNGです。
先に切り分けてしまうと、お肉が覚めてしまったり、肉汁が流れ出てしまうおそれもあるので、美味しくいただくためにも都度適度に切り分けていきましょう。

フィンガーボールが用意されている場合には手を使って食べても構いません。骨付き肉などが出てくるさいなどに出てくることが多いです。

ナイフやフォークなどは、運ばれてくるお料理に合わせて外側から順番に配置されているので、正しい順番で手に取って食べるようにしましょう。

食事の途中にナイフとフォークを置きたい時には、ハの字にしておきましょう。
食べ終わった際にはナイフとフォークを揃えておきます。

細かいマナーですが、コース料理を食べる時に自分の食べるスピードが早すぎるなと思ったら、他の人に合わせてあげるようにしましょう。急かしてしまうのはナンセンスと言われてます。