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フランスの塩の産地ゲランド~フランス滞在日記⑦~

フランスの塩の産地ゲランド

フランス料理便りVol.24【フランス滞在日記⑥】

みなさんこんにちはわーい (嬉しい顔)

フランス料理講師の齋藤です。

いつもブログを読んでくれてありがとうございます。

今回は塩の産地を紹介します。

料理の味付けの基本と言えば塩。日本でも様々な塩が売られ、下味に使うものや、料理と共に提供され仕上げに使う物もあります。塩には大きく分けて2種類あり、海でとれる物と山でとれる物が有ります。

そんな塩ですが、フランスにも海でとれる有名な塩の産地が2つあります。それがゲランドとカマルグです。カマルグは実は以前に米の産地でも紹介しましたね♪今回はゲランドについて書きましょう。

【フランス滞在日記②】~カマルグについてはこちら

 

城壁の中のゲランド村

ゲランドはフランス西部ロワール地方の城塞都市。ブルターニュ地方と思われがちですが、それは歴史的な文化背景のせいかもしれません。確かに町にはブルトン語も見られます。料理もブルターニュの文化が色濃く、ガレットやクレープ屋さんが並び、シードルカップでシードルを飲む姿が町中で見かけられます。

名物のガレットとシードル

メインストリートには土産物屋さんが並びロワール地方ですが、ブルターニュ一色と言った感じです。そんな町ですが、一番の驚きは城塞都市という点。

町が城壁に囲まれ、門から入らないと中の町には入れません。

ゲランド村の入り口

まるでハリウッドの映画の世界です。先に述べた店も勿論この城壁の中の町です。特産物の塩の店や塩田を巡るツアーを紹介する店も有ります。中世のヨーロッパ文化を色濃く残す町ゲランド。フランス料理を知ればきっと行きたくなる町です。

もっとフランスの話が聞きたい方はオープンキャンパスでぜひ話しかけてくださいね。

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